2014年 03月 02日

ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6の描写

以前、『Summar 5cm f2 の実力』という記事をUPしました。

「Summar」や「NOKTON 35mm F1.4」は、現行の純正レンズに比べ、かなり安価に入手することが出来ることから、初めてのMマウントレンズにと、あるいはMレンズのレパートリーを増やしたいと考えている人に注目されることの多いレンズなのでしょう。実際、私もそうでした。そうした人たちのお役に少しでも立てれば・・・・そんな気持ちで記事をUPしました。

この2本に続いて検索が多いのがUWH・・・・「Voigtlander ULTRA WIDE-HELIAR 12mmF5.6」です。ただ、UWHと既出2本のレンズの検索目的は少し異なるものだと思っています。UWHで検索される人の最大の興味は「M9でUWHを使った場合、色被りや周辺減光はどんな感じか?」ではないでしょうか。

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結論から言ってしまえば、私にはこの色被りや周辺減光は許容範囲のレベルです。誤解の無いように付け加えれば、それは「私には」であり、色被りや周辺減光が " 無い " という意味ではありません。あくまでも価値観の問題と捉えてください。

色被りはRAW現像の際にある程度の修正が効くし、それをより防ぎたいと考えるのであれば、レンズプロファイルソフト(Cornerfix)等を使うという手もあります。色被りも周辺減光も超広角レンズの持ち味の1つと考え、私はそれを楽しみたいと思っています。Web上で見るGホロゴンとの組み合わせほどは酷くはないので、私はプロファイルソフトは使ってはいません。

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これまで何回かここでもUWHの画像はUPしてきましたが、M9-Pとの組み合わせでカラーというのは初めてだと思います。私の感想は別として、もし貴方が入手を検討しているのであれば、ご自身の眼で判断してみてください。周辺減光や色被りが貴方の許容範囲なら、あるいは趣と捉えられるなら、貴方の喜びを1つ増やしてくれる存在になるかもしれません。

ちなみに私のUWHは初代のものでⅡではありません。初代とⅡの写りに同じ傾向があるかどうかはわかりませんが、とにかく青が強いレンズです。それは「青」というより「蒼」という表現に近い、深いもの。これもまたこのレンズの大きな特長と言えるでしょう。
今回は薄暮の迫る東京スカイツリーの写真2枚をUPするのみに止めますが、今後も晴天下で、曇天下で、と色々なシチュエーションの写真をUPしていくつもりです。少しでも皆様の参考になれば、幸いです。
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by photonine | 2014-03-02 22:31 | Color | Comments(4)
Commented by NeoN at 2014-03-04 23:10 x
私は15mのSWHですが、UWHと色カブリは同じようなものですね。いや、むしろこちらの方が良いみたい。
どうもボディ毎で出やすいボディとそうでもないボディという個体差が微妙にあるような気がするんですよね。私のボディは左側だけでなく、下の部分にもカブリが出ることが多いです。
私はカラーだとどうしても気になってしまい、SWHの時だけCapureOneで補正しています。モノクロだともちろんなんの問題もないのですが。
Commented by photonine at 2014-03-05 00:44
>NeoNさん

こんばんは。私もNeoNさんのディープ大阪SWHを楽しく、そして興味深く拝見していました。
そして、SWH…いいなぁ、と(笑)
ネットの評判ではUWHより圧倒的にSWHの方が人気ですよね。僕がUWH購入したのは、まだM4/3をメインで使っていた頃で、とにかく35mm換算で広角として使えるものを、と考え入手しました。実際M4/3では全然面白味のない写真になってしまい、しばらく使っていなかったのですけどね。
SWHの方が被り、少なくないですか?僕はそんな風に思っていたのだけれど、NeoNさんからコメント頂いて、少し安心しました。
ボディの個体差…もしかしたらあるかもしれませんね。そういう意味では僕のUWHも左側に多く出現するのかな。
CapureOneは、ライトビューワー使ったレンズプロファイルで色被りが割りと簡単に改善出来ると聞いたことがあるのですが、いかがですか?
あっ、いや、ついつい話が弾んで長文になってしまいました(笑)
Commented by NeoN at 2014-03-07 23:06 x
返信が遅れてすみません。
私もm4/3ですこし使いましたが、仰るようにつまらなくなってしまいますよね。
CaptureOneはレンズをつけて、ライトビューアーに密着して撮影を行い、その画像を使ってレンズ補正用のプロファイルを作成できます。かなり強烈に修正可能ですよ。大阪の写真は、その補正を使っています。CaptureOneはソフトの使い勝手が独特ですこし分かりづらいのですが、色もきれいでオススメではあります。ただし、Proバージョンじゃないと補正の機能はつきません。時々40%OFFで乗り換えキャンペーンみたいなものをやっているので、そういう時にゲットすると良いかもしれません。
Commented by photonine at 2014-03-17 23:39
>NeoNさん

こんばんは。こちらこそ返信遅くなってしまい、すみません。
CaptureOneのプロ版は高いんですよねー。一時は本気で導入を検討しましたが、先立つものが…。
代わりにフリーソフトのCornerfixを試してみようと思っているのですが、今はなかなか時間がなくて。
使ってみたら、またこちらで報告してみたいと思っています。
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