2016年 12月 20日

郷愁

d0262570_1237147.jpg


上野と言う街は、いつも僕に「故郷(ふるさと)」という言葉を想い起こさせる。

横浜生まれの横浜育ちだから、僕には横浜以外に故郷と呼べる場所はない。60年代にピークを迎えた集団就職なんていうのも、それを伝える文章や当時の映像でしか目にしたことはない。だから僕が上野に特別な郷愁を感じる謂れは全くない。
今は新幹線が点と点を結び、飛行機が点と点を結ぶ時代だ。上野がその"点"である役目はとっくの昔に終わってしまっている。それでも上野という街には、不思議と「故郷」という言葉を想い起こさせるなにかがあるように思える。

そしてその故郷は、僕に優しさとぬくもりを思いださせてくれる。そこでは懐かしい思い出と懐かしい人々が、いつでも誰かの帰りを待っている。



[PR]

by photonine | 2016-12-20 00:00 | Monochrome | Comments(2)
Commented by sink_jpn at 2016-12-20 10:33
おはようございます
私も上野には想いが有りますねぇ~
集団就職では無いものの、昭和50年頃の東京からの地方出張は全て(東海道新幹線以外)上野からの在来線
いろんな所へ行きましたです
いつも上野からでしたよ~
Commented by photonine at 2016-12-20 20:17
>コバチャンさん

そうでしたか。コバチャンさんも上野に思い入れがあるんですね。
上野とは少し話がズレますが、私の子供の頃はJR(当時はまだ国鉄だったかも)
の在来線の窓には洗濯のピンチみたいなつまみが付いていて、窓が開けられた
んですよねー。窓から入ってくる風が気持ちよかったなー。
今でも地方に行くとありますよね。僕はあの風の心地よさが大好きでした。
見知らぬ場所に向かう少年の高揚感を助長するような、あるいは逆にクールダ
ウンするようなあの風。あれ、復活してくれないかな、っていつも思っていま
す。まあ時代が時代なので、安全性がどうのとか、効率性がどうのとかでもう
二度と首都圏では無理でしょうけどねー。
<< 路線バスに乗って 真昼の月 >>