2017年 05月 26日

Angel Wing

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1人でいる女性に「写真を撮らせてもらってもいいですか」と正式にお願いしたのは、生涯で彼女が二人目。
上野恩賜公園で一人でお花見をしていた女の子。実は彼女、カナダ人なのだそうです。

遠目から彼女を見つけ、まず「なんで外国人の女の子が、一人ぽつんとお花見をしているのか」に興味をそそられました。シートには飲み干した缶チューハイのロング缶が2本。3本目の缶チューハイを片手に持ち、もう一方の手で器用にiPhoneを操りながら、ほとんど散り落ちた桜の木の下に彼女はじっと座っていました。

時折通り過ぎる酔っ払いたちが冷やかし半分で彼女に声をかけますが、反応はなし。僕が声をかけても同じだろうと一度は諦めました。しかし意を決して背中のTATOOの写真を撮らせてほしいことを話すと、片言の日本語で「いいですよ」と。彼女、留学生で、日本の桜が大好きなのだそうです。

マニュアルカメラで写真を撮られることに慣れていないのでしょう。HASSELBLADのピントを合わせる時間が気になる様子。その短い時間が彼女を少し緊張させたようです。写った後ろ姿にその緊張が表れていて、なんだかそれがすごく自然でいい感じ。とっても好きな写真になりました。

【Film】   FUJI Velvia 100 (Converted to BW)
【Scanner】 EPSON GT-X770


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by photonine | 2017-05-26 00:00 | Monochrome | Comments(2)
Commented by funicolare at 2017-05-28 14:53
こんにちは。

ぼくも好きな写真です。
Commented by photonine at 2017-05-28 15:04
>funicolareさん

こんにちは。
ピントを合わせる短い時間がすごく気になったようです。そりゃそうですよね。いきなり見知らぬ男に背中撮らせてくれって言われてOKしたは良いけれど、シャッター音がなかなか聞こえない。何してるんだろう・・・って(笑)
きっちり撮れてる写真もあるのですが、すこし体が傾いでいるこちらの方が好きなんですよねー。
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